葉もの野菜の値段が上がっている。東京には今日(2012年1月16日)も乾燥注意報が出され、これで先月16日から連続32日間もカラカラ天気続いている。田中良幸リポーターが千葉県の野菜農家を取材した。
銚子市のキャベツ農家は「1か月もカラカラ天気が続くなんて今まではあり得なかったこと」と語り畑に案内した。田中はキャベツに手を触れ、「一番外側の葉はそこそこですが、中の玉は僕の手のひらよりも小さいです」と驚き、「こんな出来では出荷は無理」と農家は言う。大根も乾燥で葉の部分が枯れ、土中から抜いてみるとやせ細っている。
東京は32日連続乾燥注意報
スタジオにキャベツ、大根、ほうれん草などが持ち込まれた。田中「大根の値段は1.6倍、キャベツは2.3倍に高騰しています」
メインキャスターの小倉智昭が「こんなに値上がりをしては家庭を預かる主婦たちも大変でしょうね」と小野由美子(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版編集長)に水を向けると、「私もレタスの買うのを諦めました。小さいサイズで1個300円もするなんて許せないと思ったから」と苦笑する。
「この天気はいったいいつまで続くのかね」と小倉が気象予報士の天達武史に聞く。 天達「乾燥天気はまだ当分は続きそうです。日本海側にある低気圧が日本海側に大雪を降らし、日本の背骨と言われる山を越えて太平洋側に降りてくるときには、乾燥した空っ風となっています。そのために乾燥状態が続いています」
小倉「では、どうしたらいいの」
天達「やはり雨が降るのを待つしかありません」
予報ではこの週末にパラパラとありそうだが。