食事は毎日カラコロ弁当かノリ弁「逃亡オウム2人」異様生活

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   オウム真理教の平田信容疑者と斎藤明美容疑者が大阪でひっそり暮らしていた様子が分かってきた。2人が7年間暮らしていた東大阪のマンションは、斎藤が働いていた整骨院が契約して借りたものだった。近くのレンタルビデオ店で吉川祥子の偽名を使って会員登録を行いビデオを借りていたが、会員登録の際に斎藤が身分証明に提示した健康保険証は吉川祥子名義だった。

斎藤明美は自首前にはじめて「天丼弁当と卵焼き」

   斎藤は近くの弁当店で毎日のように弁当を2人分購入していた。弁当店の関係者によると、「5年くらい前から土日以外は毎日のように決まった時間に来て、カラコロ弁当とか海苔弁当を必ず2つ買って行った」という。カラコロとは鶏の唐揚げとコロッケだ。昨年末に斎藤を見かけて話したという近所の男性は、「『お父さんの具合が悪いから年末は群馬に帰る』と話していた」という。

   年が明けて6日に斎藤は整骨院に姿を現し、その日の昼すぎに弁当店で初めて一人分の天丼弁当と卵焼きを買って行ったという。弁当店で斎藤を見たのはそれが最後だった。

   司会の加藤浩次「いたって普通(の生活)ですね」

   これを内科医のおおたわ史絵は次のように否定した。

「普通の生活でないと思う。将来良くなる展望がないなかで、17年間も隠れながらお弁当を食べて生活していくのはまともな精神状態でできることとはちょっと違う」

   斎藤は弁護士に「外に出られないのは辛いものだということが分かった」と話したという。気軽に外出できない平田の17年間も辛い日々だったに違いない。

   平田は公証役場の仮谷清志事務長拉致事件について、「車を運転していただけで計画は知らなかった」と否認している。それが事実ならばなぜもっと早く出頭しなかったのか。肝心な部分が不自然で、2人はまだ大事な部分を隠しているとしか思えない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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