神戸・西宮神社「福男選び」一番乗り大学生「就活に役立てる」

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   テレビ局のアナウンサーはいろんなことをやらされる。「とくダネ!」は今年も担当の木下康太郎と榎並大二郎をけさ10日(2012年1月)行われた西宮神社(兵庫県)の開門神事「福男選び」に挑戦させた。2人の若手アナを競わせて話題作りを狙ったが、思惑通りにはいかなかったようだ。

「とくダネ!」アナも参加―木下康太郎20位、榎並大二郎400位以下

   新春恒例の福男レースは、西宮神社の赤門から本殿までの230メートルを走り抜けて一番乗りを競い合うが、スタートの位置が最大のポイントだ。門の広さに合わせ何列も横に並ぶため、後方になると出遅れを取り戻すのに大変だ。逆に、前の列ならチャンスが広がる。木下は入社3年目で大学時代はサッカー部に属し、100メートルを11秒台で走ったという脚力の持ち主。昨年はスタートが後ろだったため惨敗したが、スタート位置次第では福男を狙えると策を練った。

   過去2回福男になった大迫純司郎氏に尋ねたところ、勝利に導いてくれるという店のギョーザを食べること、スタート順のくじを引く時は後ろの方に回り、よくかき混ぜて利き手で引くこと、というアドバイスを受けた。それを忠実に守り、前から4番目の列を引き当てた。その瞬間、「やった!」とこぶしを振り上げ、この時「ひょっとしたら、福男になれるかもしれない。どうしたらいいか」と午前3時に先輩アナの笠井信輔に電話で相談したという。

   しかし、それは思い過ごしだった。結果は約20位でゴール。それでも健闘した方と思うが、司会の小倉智昭から「情けない、反省しているのか」とお叱りを受けた。もう一人の榎並は後方のスタートで400位以下だった。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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