菅前首相「原発事故」でパニック「わめき散らすだけだった対策会議」

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   このほど政府の福島原発事故調査・検証委員会が中間報告をまとめたのを受け、今朝(2011年12月27日)の朝刊各紙がこのニュースを大きく報じ、それをもとに朝ズバッ!も伝えた。

福島原発事故調査・検証委員会が中間報告

   今日の事態がなぜ出来したのか。どこに問題があり、誰が悪いのか。ワイドショーにわかりやすく、簡単に教えてほしくても、なかなか明快な解説は聞けない。なにしろ、技術大国日本が誇った安全安心の原発(運営)は、事故後のいまから見ればあちこちが問題だらけ。事故時の危機管理も含めて、問題の巨大コンプレックスがそびえ立っている有り様だ。

   これら問題のどこに光を当てるのかも、またひとつの問題であって、各紙に違いを生じさせたようだ。番組が紹介したなかには、緊急事態宣言を出すのが1時間遅れたなどとして、菅前首相の問題点を指摘する読売新聞記事があった。

   この記事を受けて、番組コメンテイターの杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長は「いろんな人に聞いた話」によって、「菅総理の指揮官としての問題」を夕刊紙チックに証言した。もちろん「それだけが原因じゃなく、いろんなことが積み重なって最悪の結果になった」ことには変わりない。

   「(菅前首相は)もうホントにパニックで、正常な判断ができる状態ではなかったようだ。会議なんかでも『ウワー』って(わめきちらす)感じで。パニックを起こしているかのようだったと証言する人もいます」(杉尾)

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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