本格的除染作業始まっても帰還のメドたたず
計画的避難区域の福島・飯館村には幼稚園2つ、小学校3つがあったが、これまで隣りの川俣町の仮校舎で授業を行ってきた。この仮校舎で3月にできなかった合同卒業式が25日に行われた。原発事故から9か月、久しぶりに会う仲良しに心弾ませる子どもたち。式が終わればまた別れが来る。
飯館村は来年から本格的な除染作業が始まり、2年後には一時帰還、5年後には全面帰還の計画という。しかし、汚染土壌の持って行き場所のメドもつかないいま、それは単なる目安に過ぎない。
コラムニストの勝谷誠彦「チェルノブイリをはるかに上回る汚染なのに何のビジョンもない」
キャスターのテリー伊藤「あそこは8割は山ですよ。山の除染は30年かかるとにわれている。だったら新しい街づくりを本気で考えた方が…」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト