経済支援とバーターで連れ戻せ
北朝鮮とのルートは6か国協議、中国の仲介、直接接触の3つだ。コリア・レポートの辺真一編集長は6か 国協議も中国も動かない以上、直接交渉しかないという。ではだれがどのように動けるのか。
平沢勝栄・衆院議員は「経済支援を引き換えに交渉すれば可能性がある。交渉はたとえば元総理とかね」と話す。辺さんは「小泉さんなら」ともいう。ただ、向こう側が正雲になるかどうか。また正雲は決断ができないだろうともいう。行政でも党務でも実績があまりにも少ないからだ。
となると、後見人といわれる総書記の妹の金慶喜、その夫の張成沢あたりがカギとなる。辺さんは2人が経済再建の中心人物だからという。「制裁は反発を招くだけ。拉致問題が解決すれば、経済支援の用意があることを伝えないといけない」という。
この問題は相手よりも、むしろこちら側のつもりが問われるところかもしれない。
東ちづる(俳優)「日本政府がいつかこの日が来るということを、どう考えているのかが大切。それに正雲の人となりが見えてこない」
司会の赤江珠緒「弔問外交の方は?」
辺編集長「韓国は金大中夫人ら、金総書記と会ったことのある人の夫人が行く。日本も小泉元総理あたりがいいのではないか」
はてどうなることやら。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト