「中国越境密漁船」割いい商売―売り上げ5000万円、罰金500万円

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拿捕されると船長は解雇

   中国の漁船には船主(オーナー)がいて、船長は雇われ船長がほとんどである。木下は「もし拿捕されれば船長は解雇されます。だから、なんとしても逃げたいという思いが強くなるわけです」と報告する。

   山田教授「10隻の漁船で船団を組めば、1か月の売り上げは約5000万円。拿捕されたときの罰金は500万円で、1晩で釈放されます。捕まっても儲けは出るわけで、密漁は後を絶ちません」

   メインキャスターの小倉智昭は「中国の近海漁業は乱獲と海洋汚染でダメになってしまい、韓国側に入るようになった。この動きがいつ日本周辺に押し寄せるか分からない」と危惧する。

   夏野剛(慶応大学特別招聘教授)「今年だけでも数百隻の中国漁船が韓国側に拿捕されているといいます。中国漁船による密漁問題は他山の石ではなく、今からその対策を講じておくべきだ」

   すでに日本海での密漁は行われている。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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