原発事故9か月―政府対応遅く途方に暮れる「帰還困難世帯」

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   「スッキリ!!」の特集番組・東日本大震災の3回目は、故郷を遠く離れて暮らす家族、離ればなれの家族、放射線の恐怖におびえながら地元に残る家族などの今を伝えた。

間借り授業でも放射線測定器とマスクの児童たち

   NPO団体が先週7日(2011年12月)、立ち入り禁止になっている警戒区域(福島第1原発から半径20頃圏内)を家畜・ペット保護のため訪れ、街の様子をカメラに収めた。飼われていたのだろう数匹の犬が近寄ってくる。何を食べていたのだろうか、痩せているが足取りはしっかりしている。柵の中でかなりの数の牛が草を食んでいた。

   この警戒区域内にある小高地区には6つの小中学校があるが、周辺で避難生活を送る子どもたちが原発から31キロ離れた南相馬市の鹿島小学校に間借りして授業を受けている。

   8月1日に校内の除染作業を行って以来、放射線量は平均で0.09~0.1マイクロシーベルトに数値が下がり、9月から午前10時から20分間の休み時間と体育の時間は校庭が使えるようになった。それでも、540人全員が放射線量を測定する「ガラスバッジ」を携帯し、外に出る時は必ずマスクをする不自由な生活を強いられている。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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