ベタすぎる香里奈・吉高・大島…干物友達とツッコミながら観るべし

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私が恋愛できない理由(フジテレビ系12月5日よる9時)> 香里奈演じる恵美は男っぽい性格で、仕事が一番と思いつつも、元彼の優(田中圭)のことがなかなか忘れられない。吉高由里子演じる咲はプライドが高く、男性にモテるものの本気で恋をしたことがなかったが、恵美の上司の拓海に惹かれていく。大島優子演じる真子は恋愛には臆病で、男性経験のないことを気にしている。3人がルームシェアをして、励まし合ったりケンカしたりしながら恋愛にもがく姿を描くというわりとベタなストーリーである。

「あんな男、ひと昔前の少女漫画にしかいないよねえ~」

   周りでは「私が恋愛できない理由じゃないじゃん。主人公たちみんな恋愛できてるじゃん! 上手くいってないだけで」という声が多数あがっている。筆者もドラマが始まった時は、おおっ、ついに干物女の時代がきたかと楽しみにしていたのに…。主人公の3人がそれぞれタイプが違うので、誰かしらに感情移入できるかなぁ~と思ったけれど、登場する男性はみんなパッとしてなくて、なぜその男が好きなのと、誰にも共感できない。

   このドラマ、干物友達と一緒に、ところどころツッこみながら見るのであれば楽しいとみた。具体的に言うと、「『ひまわりが太陽だけを向くように、君も僕だけを見てほしい』なんて言う男、ひと昔前の少女漫画にしかいないよね~」「大島優子ちゃんはアイドルなのに、『私バージンなんです』とか『(セックスが)感じないんです』とかきわどいセリフ言っちゃって大丈夫なの」「まあ、最後は恵美と優がくっつくんじゃないのぉ~」「『全然気持ちが止まらない。ただ側にいたいの』って、咲、不倫はいかんだろ」などなど。

   8話では真子の元彼の山本が、真子が会社を辞めたのは妊娠したからだという噂を確かめに来る。「僕の子とは限らない。もしかしたら(真子の先輩の)木崎さんの子かもしれないよね」なんて、また鼻持ちならないことをのたまう。9話の妊娠騒動の決着がどうなるのか。またテレビの前であれこれ言いながら何だかんだ見てしまいそう。でも、セリフ回しも展開もちょっと古臭いかんじがして、俳優陣は結構良い人がそろっているのに、何だか一人で見るには気恥ずかしさと違和感を感じる。

(てらっち)

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