冬のボーナスもらえるだけマシ?中小企業や非正規雇用多くはゼロ

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   今日(2011年12月9日)、国家公務員や国会議員にボーナスが支給される。国会議員の支給額は290万8265円だ。では、街を行くサラリーマン達は増えたのか減ったのか。東京・新橋駅頭でインタビュー。

単身女性の3割強が貧困状態

   メーカー勤務の若いサラリーマンは「増えたことは増えたけど、1万円程度。ボーナスが増えたという実感はありません」と苦笑し、独身OLは「ちょっぴり増えましたが、全額老後のための貯金に回します」と話す。

   メインキャスターの小倉智昭「国会議員は国民に被災地復興のための増税を求めながら、自分たちの給与やボーナスには手をつけない。0・23%引き下げという人事院勧告を無視することになる」

   コメンテーターの深澤真紀(コラムニスト)「ボーナスが少しでも増えたというのは、いずれも大企業ばかり。数百万社あるといわれる中小企業ではボーナスが出ないというところがたくさんあります。また、ボーナスがもらえない非正規雇用が増えていて、働く単身女性の半分以上は非正規雇用となっています」

   小倉「今朝の朝日新聞朝刊によれば、単身女性の3割強が貧困状態に置かれているという。それなのに、国会議員や公務員は知らん顔。いったい何をやっているのだろうか」と語った。

   「とくダネ!」は今年問題となった企業の平均支給額を紹介したが、オリンパスだけは公表せずとしているという。

   小倉「何もボーナスの金額まで隠すことはないだろう」

   きっと、かなり多いんだろうな。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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