犯罪学専門家が警告する「ここが危ない」
犯罪社会学が専門の小宮信夫・立正大教授は、「通り魔が出没しやすい場所にはいくつかの条件がある」という。1つは誰もが入りやすい場所。たとえば、周りが田んぼや畑で人がいないことを確認しやすいところは危ないという。また、誰からも見えにくい場所。塀に囲まれていて死角のあるところも要注意だ。落書きやゴミが放置された場所は、地域住民が無関心なエリアで危険だという。
弁護士の本村健太郎「被害にあわない対策も大事だけど、きりがないですね。むしろ、刃物を集めているとか、動物を殺すとか、通り魔を早い段階で周りの人が気づくことも大事だ」と指摘する。
文
モンブラン