酒に酔った教え子の女子柔道部員に性的暴行を加えたとしてオリンピック金メダリストの内柴正人(33)が準強姦容疑で警視庁に逮捕された。
11月29日(2011年)付で客員教授をしていた九州看護福祉大を懲戒解雇されたが、「合意だった」と繰り返してきた。
大学側「合意とはとても思えない」
内柴は性行為をあったことは認めている。事情聴取した学校側は会見で、「合意の上なのか、そうじゃないのかに非常に大きな違いがあったが、学校側としては合意という論理は成り立たないと思っている」(二塚信学長)としている。
解雇された翌30日の内柴のブログに反省の言葉はなく、「どうもお騒がせしています。大学クビになりました。僕は旅に出ました」とアッケラカンとしていた。このブログの翌日に、大阪にいた内柴を番組スタッフが直撃したが、内柴は終始無言で、この日のブログではこう書いていた。
「旅、終わりました。先輩と弁護士と蕎麦屋さんを出るとビデオカメラを持った人が現われた。凄いですね。お喋りな僕が今、我慢しているのは、僕の応援している学生がこれからも大学で柔道をするためです。学長の記者会見。いろんな『え~~』がたくさんありますけど、まあいいです」
「スッキリ!!」は問題の行為のあった4日後に、内柴から電話連絡があったという先輩に話を聞いた。それによると、「酒を飲んでやらかしてしまった。収拾がつかなくなってクビになるかもしれません」と話していたという。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト