今年、クリスマス・年末のイルミネーションはどうなっているのか。番組が調べたところ、LED電球への移行、電球自体の数を減らす、消灯時間を早めるといった動きが見られるそうだ。
観光バスで去年は5000人の見物客
住宅街ではいつもの電飾が消えた街もある。茨城県かすみがうら市では、地元の名物だったイルミネーションが消えた。個人宅だが、電球を40万個も使用する派手な照明が話題で、高さ18メートルの木に電飾をあしらったツリーなどが目を引いた。去年までは観光バスのルートになり、一晩に5000人が見物に来たこともあったという。
だがそれも昨年限りで見納めに。今年もやっているものと思って、クルマで見に来る人もいるという。シンボルの木は昨日、切り落とされた。
解体業社長という70代の男性は「やめるきっかけはやはり震災。節電節電と言われるなか、あれだけの電気をつけるのは世の中に反することかな」と言う一方で、「できるかわからないが、もう一度やりたいという気持ちはある」と未練も。
「まあいろんなご意見が寄せられたんでしょうね」とスタジオのみのもんた。「東日本がああなのにどうなんだとか言う方もいるんだと思いますよ。ボクは(やらないことに)反対。逆にやりたい」と残念がった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト