「生活のすべてを注ぎ込むマニアの集まり」
事故の前に車が集まっている写真もあった。ずらり並んだ様はなかなかだが、いったいそんなお金持ちが中国道になぜ集まるのか。事情通によると、たしかに富裕層が多いが、実際には「がんばって」乗っている人も多いという。生活の全てを車につぎ 込むというやつか。そうしたフェラーリのあつまりは全国で20から30(ずいぶん大雑把)あるのだそうだ。「サービスエリアとかパーキングに集まって、朝か ら晩まで車の話」という。
司会の羽鳥慎一「がんばって乗ってる人がいるというけど…」
小松靖アナ「生活を切り詰めても乗りたいという人たちですね」
青木理(ジャーナリスト)が意外や、「ボクらはスーパーカー世代なんで気持ちはわからなくはない」という。ガキどもがエンブレムを盗んだりした時代があった。と、前田典子(モデル)、石原良純(タレント)、羽鳥までが、リモコンカーを操作する手つき。みんなその世代だった。
小松「時速150㌔くらいで走っていたともいいます」
羽鳥「出したくなるんでしょうね」
お巡りさんがいなければ法律なんか無視というのがイタリア式、つまりは国際ルールだ。にしても、たかだか150㌔でドジを踏むとはフェラーリが泣くぜ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト