車好きには驚きのニュースだ。きのう4日(2011年12月) 午前、山口県下関市の中国自動車道上り線・小月インターチェンジ付近で、フェラーリ8台 を含む高級スポーツカー14台がクラッシュ、何億円かが一瞬でオシャカになった。
2000万円、3000万円の超高級車
高級スポーツカー愛好者のイベントに向かう途中だったらしく、先頭を走っていた福岡県の男性(60)が運転するフェラーリがスリップして中央分離帯に衝突、後続車が追突したり、避けようとしてさらにスリップするなどで、約400メートルにわたって事故車が散乱した。
現場は緩いカーブだが、雨の後で路面が濡れていたという。目撃者によると、「爆音を響かせて行ったので、スピード出し過ぎだな、濡れてるから怖いねと話していたら、ガッシャーンとクラッシュした」という。ディーラーは「200キロは出ます。300キロを超える車もあります」と話す。といっても、日本には走れる道路なんかない。そこを無理に走ったか。
とにかく、カメラが映し出したのは「フェラーリ」「フェラーリ」「フェラーリ」…。それも無惨にグラスファイバーがひしゃげている。それに合わせて、それぞれの値段が出た。「1650万円」 「2200万円」「3060万円」…。しかし、さすがというか、けが人10人はみな軽症だったそうだ。
14台のうち8台 がフェラーリ、1台がランボルギーニ、3台 がベンツだった。1台は反対車線を走っていて、事故で飛んだ部品が当たったという。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト