消費税倍増計画を企てる野田内閣について、毎日新聞が週末3、4日(2011年12月)に世論調査を行ったという。内閣の支持率は順調に低下中で、消費増税については「賛成」は45%に対して、「反対」が54%と過半数を獲得したという。
議論ない「何を削って何が必要か」
これを受けて、司会のみのもんたは「我々はだんだん消費税上がるんだなって気持ちになりはじめちゃってる」と、消極的なあきらめムードの容認を示唆しつつ、コメンテイターに話をふった。
と、コメンテイターからは対照的に、政府への強い不満の声が上がった。
「増税でなにが必要なのか、どういう無駄を削るのかという論議がない。説明もないから、とりあえず反対しとこうとなる。無駄の削減をやらなければ、反対はどんどん増えていく」(経済評論家の池田健三郎)
八塩圭子・学習院大学特別客員教授も「最初の頃のほうが増税、どんどん下がってきている。説得力のある議論、説明がなされてなかった証拠だ」と同調した。
このままでは増税反対がどんどん増えていく!?
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト