血痕の付いた衣服「持ち帰った」「川に捨てた」「埋めた」…
所「A氏が見たとされる前川さんの血痕が付いた衣服についても、私たちが質問すると、最初は前川が自宅に持ち帰ったと話していましたが、自分が川に捨てたとなり、次は知り合いと土手に埋めたと言うことが変わっていきました」
司会の羽鳥慎一は「どうしてこんな人の証言を検察や裁判所は信じてしまったのか」と首をかしげ、コメンテーターの玉川徹(テレビ朝日ディレクター)は「司法といっても、根は行政機関。日々、色々な案件が持ち込まれて、早く処理をしなければという意識がどこかで働いていたのだろう」と言う。証人は自分の刑を軽くしてもらおうと、検察・警察の描く筋書きに沿った供述をしたようだが、同様の「でっち上げ」は他にもまだまだありそうだ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト