沖縄の現地責任者として決定的な資質欠如
ところが、スタジオでは司会の小倉智昭がこんなことを言う。 「情けなくなるほどひどい発言なのですが、問題点は2つある。オフレコ発言でどこまで責任を持つ必要があるのか。それと、この局長は自民党時代からの防衛省のキャリアであって、今の政府と結びつけるのは早計だと思う」
屈辱的な歴史を抱える沖縄県民の思いを逆なでするような例え方は、オフレコうんぬん以前に、沖縄の現地責任者としての根本的な資質が問われるのはやむを得ない。さらに、田中は辺野古移設にかかわる環境影響評価書の現地責任者で政府の一員である。
火ダネが広がるのを心配しての小倉発言だろうが、脱線し過ぎ。タレントのデープ・スペクターが「どういう状況でもこの例え方、表現は相応しくない」と反論されていた。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト