北海道みやげとして人気の菓子「白い恋人」の石屋製菓がきのう28日(2011年11月)、お笑いの吉本興業など3社を商標権侵害などで訴えた。吉本が昨年7月から売っている「面白い恋人」という菓子がパクリというわけだ。いわれてみれば確かに似ている。
中の菓子は別ものだけどパッケージそっくり
「白い恋人」はホワイトチョコを挟んだクッキーで、一方の「面白い恋人」はみたらし味のゴーフレットと中身は全然違うのだが、似ているのは外箱のデザイン。淡いブルーを基調に「白い恋人」はアルプスの雪山を配し、「面白い」は大阪城が描かれていて、全体の色調がそっくりなうえ商品名も1字違うだけだ。
石屋製菓の島田俊平社長は「いくら何でも悪のりがすぎる。全然面白くない」と本気で怒っている。吉本などに販売差し止めと商品の廃棄を求める訴えを起こした。吉本興業は「法律的には問題ないと思っている。突然なので驚いた」と話している。
「面白い恋人」は関西の空港やJRの駅などで売っており、試食したスタジオのコメンテーターは「ゴーフルですね」「サクサクしておいしい」。「白い恋人」は写真だけだったが、みな「パッケージは似てる」という。
本家には通用しなかった洒落
三屋裕子(スポーツプロデューサー)「どこまでシャレとして、ギャグとして通用するか。吉本はギリギリと思っても、石屋製菓からするとシャレを超えているのでしょう」
司会のみのもんた「なんで吉本はこんなことをやったんだろうね。相手が嫌がることをやってもしょうがないでしょ」
小林悠アナ「関西では非常に人気で、大阪名物になりつつあるとか」
みの「それじゃあ、まずいだろうね」
じゃあ、売れてなければいいのか。そういうことじゃないでしょう。この訴訟どうなるか。吉本だって反撃するだろう。これでかえって「面白い恋人」が売れたりして…。