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<三銃士/王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船>17世紀フランス。銃士になるためパリに出てきた青年、ダルタニアンは彼は三銃士のアトス、ポルトス、アラミスと出会い、国王ルイ13世に不満を持つリシュリュー枢機卿は王妃の首飾りを盗み反乱を企んでいる。スパイのミレディはパリ王妃の首飾りを盗み出すが、彼女はバッキンガム公爵との二重スパイでもあった。アレクサンドル・デュマの名作「三銃士」を、3Dカメラで撮影したアクション大作。監督は「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン。
CG駆使した剣劇と飛行船の空中戦
CGを駆使したアクションシーンの連続は、さすが「バイオハザード」シリーズの監督である。銃士たちの剣劇と後半の飛行船のド派手な空中戦も迫力満点だ。
ただ、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる美しきスパイ・ミレディの抜群のスタイルと運動能力で次々と罠をかいくぐる姿を見ていると、「バイオハザード」のシーンをどうしても思いだすし、悪役のボス・バッキンガム公爵を演じたオーランド・ブルームは髭を生やしてもやっぱり「パイレーツオブカリビアン」を思い出す。といった具合に、豪華悪役共演陣の代表作寄せ集めを見ているといった印象も受けてしまう。
そんな中で注目してもらいたいのが、撮影当時、劇中での設定と同じ18才だったダルタニアン役のローガン・ラーマン。若さ溢れる彼が三銃士のベテラン俳優陣の中にあってもひときわ光っている。
PEKO
おススメ度:☆☆