出版不況の中、420万部のベストセラーになっている「体脂肪計タニタの社員食堂」。社員食堂のレシピをまとめたものだが、今度はレシピだけでなく食事そのものを提供しようと食堂をオープンすることになった。
昨日21日(2011年11月)、記者会見した健康機器メーカー、タニタの谷田千里社長によれば、「実際に社員食堂で食べてみたい」「一般に開放してほしい」という要望が多く寄せられ、そうした声にこたえたものだという。東京・丸の内に来年1月開店する。
「味が薄い」の不満を酸味や辛みで解消
もともと、この社員食堂は「体脂肪計メーカーにメタボ社員はいらない」と社員の健康管理を考えて約10年前につくられたものだ。しかし、スタート直後は低カロリーを追求するあまり、「味が薄い」と不満が続出した。そこで、塩分が低くても辛みや酸味など旨味を上手く補って美味しく仕上げるよう工夫を重ねたという。
リポーターの黒宮千香子がレシピ本の人気の秘密を分析する。
(1)単品ではなく「定食スタイル」で紹介した。
(2)1食あたり500カロリー前後。塩分3グラム前後。
(3)野菜を多く取れる(150~200グラム)。
司会の羽鳥慎一「珠ちゃんは(レシピ本を)買ったのですね」
この男、視聴者を前に同僚のアナを「珠ちゃん」なんて呼ぶ失礼にそろそろ気付いてもいいんじゃないか。それはともかく、キャスターの赤江珠緒は「はい、2回ほどつくりました。調味料に工夫があり、オレンジジュースやア―モンドやレーズンを加えたりすることで、少しに見えてボリューム感を感じられるようになっています」と話す。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト