塩分、油を大幅に減らし、野菜たっぷり
タニタの社員食堂の200以上のメニューを作った栄養士の荻野菜々子さんがこだわったポイントは3つ。
(1)塩分3グラム前後―塩分を辛味、酸味で補っていく。例えばみそ汁は昆布とカツオ節でしっかりとダシをとって味噌を減らす。
(2)油をカットー肉類はオーブンで焼くのが基本。ボリュームがあるように見えるのは野菜をたくさん使っているから。
(3)野菜をたっぷりー満腹感につながる。
タニタの社員は活動量計や歩数計を下げて、それぞれの動きで何キロカロリー消費しているかを表示する。消費量を競うイベントもあって賞品も出る。週に1回は筋肉量、基礎代謝量、内蔵脂肪などを測って自己管理をする。メタボな社員がこのプログラムと社員食堂で12キロ痩せたという。
スタジオには「アスパラと豚肉のオイスター炒め定食 530キロカロリー、塩分2・7グラム」 「ささみの衣揚げレモンあん定食 527キロカロリー、 2・4グラム」が並べられた。司会のみのもんたがさっそくぱくついて「おいしい」。
栄養士の荻野さんにものが聞く「これでご飯が温かかったら最高ね(笑い)。いま72、3キロあって65キロに落とさないといけない。半年やってだめ。昼飯だけでも効果あるんですか」
荻野「個人差はありますけど、私は半年で5キロやせました」
みの「オーッ」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト