審査委員長を務めていた島田紳助の芸能界引退で、一時は中止説も出たフジテレビ系年末番組「THE MANZAI2011~年間最強漫才師決定トーナメント!~」に、ビートたけし(64)が「最高顧問」として出演することが決まった。トーナメントはプロの漫才師1516組から16組が決勝戦に進出、日本一を争うが、主催側にお笑いの大物が欠けたままでは、いまひとつ説得力もおもしろみも乏しい。たけしの「就任」でようやく格好が付いたというところだ。ただ、出場者の漫才についてのコメントや評価はするものの、たけしは審査そのものには参加しない。「旬の漫才で多いに笑わせてもらいたいから」と話していて、漫才師が他人の漫才を採点するようなことはしたくないとわきまえているということなのだろう。
「THE MANZAI」は1982年に11回放送され、本格復活は29年ぶり。司会はナインティナインで12月17日放送。(テレビウォッチ編集部)