胡錦濤とオバマがキス…ベネトンの広告写真グロかヒットか

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   キャスターの小倉智昭の「きょうは写真に注目したいと思うのですが」で始まったオープニングトークは、男同士が唇を重ねたカラーのキスシーン。

「イタリアのファッションメーカー、ベネトンがつくった大変ユニークな広告写真で、ロンドンやパリ、ニューヨークの都市に掲載されているのですが、テーマはキスだそうです」

さすがに撤去されたローマ法王の相手は…

   で、キスしている男たちだが、胡錦濤中国国家主席とオバマ米大統領、金正日北朝鮮総書記と李明博韓国大統領、パレスチナ自治政府のアバス議長とイスラエルのラタニヤフ首相など。写真そのものは、胡錦濤とオバマが口をすぼめた微妙な皺の表現などうまくできていて、「これ合成なんですよね」と笠井信輔アナが疑問を発するほど。もちろん小倉が「こんなキスするわけがないじゃないですか」

   制作したベネトンによると、「政治家や宗教家のリーダーたちがキスをすることによって友愛の輪が広がり、敵対する相手への憎悪もなくなるだろうというのがテーマ」だという。

   美的センスを売り物にしているファッションメーカーの宣伝写真にしてはグロテスク。一枚だけやり過ぎて物議を醸し、わずか1時間で撤去された写真があったという。ローマ法王のベネディクト16世とイスラム教スンニ派指導者のタィーブ師のキスシーンだ。ローマ法王庁から「法王の尊厳を損ない信仰心に傷がつく」とクレームがあり、これだけは取り払われたという。「キス・オブ・ファイヤ―」(火の接吻)という歌があるが、キスはともかく砲火を交えることだけはやめてほしい。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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