きょうはギネス記録の日―みのもんた「載ると世界中でスペシャル待遇だよ」

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   11月の第3木曜日は「ギネス世界記録の日」なのだそうだ。ギネス記録を持つ司会のみのもんたが「知ってました?」と聞くぐらいだから、あまり知られてないということか。

   ともあれ、「朝ズバッ!」のスタジオにギネス・ワールド・レコーズのアリステア・リチャーズ社長と公式認定員の石川佳織さんが登場した。社長が手に持っているのは、きょう17日(2011年11月)発売の2012年版ギネスブック。社長はみのもんたの写真が載っているページを開いてみせた。ほかに上地雄輔、黒柳徹子らの名前も見える。

沢穗稀選手「Wカップ決勝で最も遅い時間帯に決めたゴール」認定

   みのは大喜びで「世界中どこへ行っても、ギネスに載ってるというとスペシャル待遇ですよ」と自慢げだ。社長も「記録保持者に会うのは楽しみだが、とくにみのさんに…」と、これまたお調子者だ。

   日本人の世界記録は618。今回の日本版の巻頭を飾ったのは、なでしこジャパンの沢穗稀選手。7月のワールドカップ決勝で、延長戦の残り3分で決めた同点ゴールを「ワールドカップ決勝でもっとも遅い時間帯に決めたゴール」と認定。彼女は「FIFA女子ワールドカップ最多出場(5回タイ記録)」も持った。

   他のスポーツでは体操の内村航平選手が「世界選手権男子総合種目で優勝した回数(3回)」。人だけじゃない。スカイツリーも「634メートルの世界一高いタワー」。 昨年11月、7年の歳月をかけて帰還した「はやぶさ」も、「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」

   居合斬りの町井勳さんは「居合千本斬り36分4秒」「据斬り七太刀」「三分間据切り252太刀」の3つの記録を持っていたが、さらに今年9月に「テニスボール斬り」を成功させた。マシンから射出された時速700キロ以上のボールを見事真っ二つにした。これが「最速テニスボール居合斬り」だ。さらにダブルダッチグループ「alttype(オルトタイプ)」が8月に出した「1分間に211回」が認定されている。

スタジオで「一輪車高速スピン世界記録」に挑戦

   昨年の記念日には、やはりスタジオで大野愛地さんが「ヘッドスピンの記録」に挑戦し、135回を出して記録(130回)を更新していた。そこで今年は一輪車の高速スピンに18歳の芦田真知子さん(高3)が挑戦。2010年の国際一輪車競技大会の優勝者で、自身がもつ1分間127回を超えられるかどうか。ギネスの社長が見ている前だ。

   1分間ひたすら回転する。両手を広げた方が遠心力がつくが、血液が手先に集まって痛くなる。どこまで耐えられるかなのだそうだ。残り10秒あたりで一瞬回転が遅くなる。スタジオから思わず声がかかった。そして1分。目視をカウンターで数えたみのは、「146回と出ている」といったが公式ではない。正式の判定はビデオで撮った映像をスローで再生しながら回数を数えるので時間がかかる。

   この間にみのと金井辰樹(東京新聞政治部記者)が「Tシャツ畳み」に挑戦した。ギネスの記録はイギリス人の持つ1分間23枚。みのは6枚、金井は5枚だった。ようやく芦田さんの集計が終わって、結果は「127回」とタイ記録だった。本人も「途中で回転が遅くなって」と心配していた通りになった。社長が何か言ったが、みのが勝手に「よくやったねといってる」で大笑い。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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