アメリカ経済ブロックと中国アジア囲い込みが衝突
「朝ズバッ!」は石垣島の農家の様子を伝えたが、肉牛農家には賛否があるが、サトウキビ農家は反対一色だ。まさに各論で、まさに全国で事情が異なる。「エコノミー」なんて気取っていられる話ではない。日本などが実際に交渉に参加できるのは早くても来年の春から。TPP発効は2014年といわれるが、国の数が増えれば交渉は難しくなる。アメリカはそれを見通して日本をけん制している。カーク発言がそれだ。
司会のみのもんた「なんでホワイトハウスとの間で、言った言わないとなるの」
内野雅一(「週刊エコノミスト」編集長)「見解の相違ではないと思う。相違があると言いたい人がいる。アメリカも波風たてずに訂正したということだろう」
杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説・専門記者室長)「アジア太平洋地域をひとつにという大きな構想の一部。そこでだれが主導権を握るか。中国はASEAN+日中韓でやろうとしているし、政治的なパワーゲームでもある」
内野「数が多くなると、世界貿易機関(WTO)みたいにまとまらなくなる恐れもある。大きくなることがいいわけでもない」
その前に、野田にとっては国内だ。外面よくペラペラやったツケでぶっ倒れてしまっては元も子もない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト