<いい旅夢気分(テレビ東京系2011年11月2日よる8時)>7つの紅葉を求めて、女優の生稲晃子と雛形あきこが最初に訪れたのは、紅葉真っ盛りの信州の奈良井宿です。おそばやおやきのお店が多くあるなか、2人が入ったお店は手作りお菓子のお店「茶房こでまり」(電話0264・34・3072)で、出てきた五平餅のセットに雛形が「まんまるなんですね」というように、木曽北部では小判型ではなく丸い形が一般的。黒ごま、えごま、山椒味噌の3種類はどの味もおいしそうです。
心も体も温かくなる地元でとれた「きのこと生姜鍋」
木曽福島の幻のそばを求めてバスで村木原へ寄り道です。そば好きの間で有名な「時香忘」(電話0264・27・6428)では、1日10食限定、打たない日もあるという夜明け蕎麦を食べます。白と黒の新そばが背中合わせになっていて、「香ばしくてすっごくこしがある」と生稲は桜かくしの蕎麦。そばつゆのほかに、岩塩、海塩、藻塩の塩でも味わうこともできます。
生稲「おそばの優しい香りがする。歯ごたえがいい」
欲張りな2人は、開田高原に向かいます。ここではブルーベリーの紅葉を見ることができるんです。驚きですよね~。他の木々の紅葉もとっても綺麗です。
今宵の宿は中山道の要衝、木曽福島にある「おん宿 蔦屋」(電話0264・22・2010)。窓の外に広がる紅葉、そして木曽川。ゆったりと時間が流れていきます。彩り豊かな懐石の膳の他に、バイキング形式の惣菜を選ぶことができる夕食は、地元で採れたきのこを使った「きのこと生姜鍋」。心も体も温めてくれます。栗のかき揚げ、ご飯のお供にそばの実なめこ、食欲の秋にぴったりのお料理です。新米のコシヒカリもとっても美味しそうで、思わず「日本人に生まれてよかった」と生稲さん。木曽川を眺めながらの朝湯も気持ちよさそうです。