プロゴルフでまたひとつ記録が生まれた。三井住友VISA太平洋マスターズ(太平洋クラブ御殿場コース)の最終日のきのう13日(2011年11月)、東北福祉大2年生のアマ・松山英樹(19)が優勝した。アマの優勝は2007年 の石川遼(20)以来の3人目だ。
石川遼とはかつて同学年ライバル
松山は「ローアマを目指していたんですが、優勝しちゃいました」と笑わせたが、実力は世界に知られる。今年のマスターズでは27位でベストアマ(日本人初)。10月にはアジアアマを制して、2年連続でマスターズ出場を決めていた。
この日2位でスタートした松山はショット、パットともに安定していて、11番ホールで首位に並ぶと、14、15番で連続バーディーでトップ、最終18番のロングで、第2打をピン横50センチにつけてイーグルというおまけまでついた。トータル14アンダーだった。
この日のもうひとつのドラマは石川だった。17番のショートホールでホールインワン。珍しく躍り上がってファンとタッチしまくってみせた。この2人、学年は同じライバル。これからのゴルフ界を引っ張っていくのだろう。
優勝賞金2250万円とBMWは2位谷口徹選手へ
その松山が阿部靖彦・監督とスタジオに出演した。
司会のみのもんた「前に聞いたことがある。不安になることもあるけど、監督の姿を見ると 『あ、いるな』と安心するんだそうです。すばらしい」
高畑百合子アナ「今回はどれくらい監督とコミュニケーションをとってたんですか」
松山「あんまり見えなかった」(爆笑)でみんなずっこけ。
18番のピン横50センチに付けた第2打のスーパーショット。
みの「何番で打ったの?」
松山「8番アイアンです」
みの「残り50センチ。何か考えた?」
松山「3パットしなければいいなと…」
石川のホールインワンには、「歓声を聞いて、あ、遼だなとわかった。悲鳴みたいな声もあって」と笑う。
アマだから賞金はもらえない。みのの関心はそちらへ。賞金・副賞は2位のプロ選手にいく。谷口徹選手だ。
みのは「谷口ねぇ。彼は変わらないんだ。まず学生生活、それからプロでどうするか」と言ってから、真顔で「3000万円だよ」(爆笑)。優勝賞金は2250万円で副賞はBMWだ。