来春の雪解け水に高セシウム懸念「山の汚染」1万ベクレル以上―福島

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木々の葉に付着して地中に

   なぜ山からの水は放射能が高いのか。原発事故で、山の木々の葉にセシウムが付着。その葉が落葉し、地面にたまる。雨が降り、水が、落ち葉の腐食層のセシウムを含んで、地下水となり、野を下っていくという仕組みだという。とある調査では、山の汚染は予想以上だったそうだ。調査した10か所以上のポイントで1万ベクレル以上の高い値となったという。

   ナレーションは「来春には、雪解け水によってさらに多くの放射性物質が流れ出すことが予想されます」と重々しく告げた。冬来たりなば、「セシウムの春」が待っている。

ボンド柳生

NHKクローズアップ現代(2011年11月8日放送「放射性物質を減らせ~福島・限界に挑む農家たち~」)

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