2度目のノーベル賞受賞の期待
司会の羽鳥慎一は「血液1滴でいいのなら、患者の負担も減りますね」と言い、コメンテーターの松尾貴史(タレント)も「検診が年1回だけでなく、毎週でも毎月でもできる」と目を丸くする。玉川徹(テレビ朝日ディレクター)が話すように、「検査だけでなく治療にもつながる。抗体に放射性物質や抗がん剤を付けてがん細胞を攻撃することも可能になる」
病気の早期発見ばかりでなく、新しい治療法、新薬開発、コスト低減などに役立つと期待は大きい。
羽鳥「ノーベル賞までとった人がひと休みせず、どんどん研究開発を続けたからこういうことになったわけですね」
「本人は研究が本当に大好きだとおっしゃっていました」と小松。
松尾「2回目のノーベル賞、いくかもしれませんね」
2002年にノーベル化学賞を受賞した時の黒髪にやや白髪が目立つが、研究成果を説明する表情は若々しい。まだ52歳、夢は広がる。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト