ゴール決まってた政治ショー
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)は今回のTPP論争について、「声高に反対している議員の人たちはいったい何を守ろうとしていたのか、ずっと気になっていた。日本の農業なのか、それとも自分たちの票田なのか」と厳しい疑問を投げかけた。そして、最後に山田がJAの関係者に詰め寄られているのを見て、「私は頑張りましたよというところが落とし所だったのかと見えなくはない」と指摘する。
松尾も「もうゴールが決まっていて、あきらめもある中、これだけ頑張ったというポーズを見せたかった」と同様の見方をした。
すったもんだのTPP論議、過去にも繰り返されてきた政治的ショーだったということか。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト