猫ひろしカンボジア国籍取得。マラソン五輪代表選考にライバル

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   「ついに猫さん、カンボジアの方になってしまったということで――」。コーナー進行の森圭介アナが、奇矯な行動をした珍奇な動物に、好奇の目を向ける感じで言う。

   カンボジア代表としてマラソンでロンドン五輪出場を目指す芸人の猫ひろしが、念願のカンボジア国籍を取得したのだ。16日(2011年11月)にある東南アジア競技大会で、カンボジア選手中1位になれば、めでたく五輪出場権を獲得する運びだ。

11月16日の競技会で「あと12分短縮」

   ただし、猫ひろし、ロンドン五輪へ――の道はそう簡単でもないという。猫のベストタイムは2時間37分49秒。ところが、カンボジアには、北京五輪にも出場した有力選手のヘム・ブンティンがいて、こちらのタイムは2時間25分20秒。

   しかも30代半ばの猫に対して、ブンティンはまだ20代半ば――。なんとはなしに盛下がってきたスタジオで、それじゃあつまらないとばかり、マラソンツウのテリー伊藤が声を張り上げた。

「まあ、わかんない、わかんない。やってみないと。10分ぐらいの差なんて、ひっくり返せるからね」「猫さん調子よくて、相手が調子悪かったらね。わかんないですよ、本当に」

   強気なテリーだったが、「万が一負けても、カンボジアのPRとかやってあげてほしいよね」と、二段構えのアドバイスも忘れなかった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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