どこの県が一番住みやく、幸せを感じているか。都道府県の「幸福度ランキング」が9日(2011年11月)に発表された。司会の中野美奈子アナが「私の地元・香川は12位、小倉さんの秋田は?」と話を向けると、司会の小倉智昭が憮然とした表情で「挑戦的じゃないですか。私は37位」
見ると日本海側の6県がベスト10に入っているのに、なぜかか秋田だけが下位だった。
失業率、犯罪の多さが足引っ張って大阪最下位
幸福度ランキングは法政大大学院政策創造研究科の坂本光司研究室が、人口比に対する交通事故件数や犯罪件数、出生率など家庭・労働環境、地域の安全性、医療など40項目を選び数値化したものだ。
1位福井、2位富山、3位石川と上位を北陸3県が占め、ベスト10には4位鳥取、8位島根、10位新潟と日本海側で6県と圧倒している。
なぜ福井が1位になったのか。小倉は「原発は(項目に)入っていないのね」と念を押していたが、人口約80万人で、地場産業は農業や繊維、そして国内シェア9割を占めるというメガネフレーム製造。正社員比率は64・5%、離職率の低さ28・1%で、いずれも全国3位という。とくに女性の就業率、保育所収容定員率が全国1位で、女性にとって働きやすい環境が整っている。
最下位は橋下前知事が奮闘している大阪府で、失業率が最も高く、刑法犯認知件数全国1位などが足を引っ張っているようだ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト