「みの味」コーナーは、「業界紙ひろい読み」。キャスターの加藤シルビアが「初登場の業界紙をご紹介しましょう」と持って来たのは「東京大学新聞」。おやまあ、驚いた。これってギョーカイ紙かね。
加藤は「東大生が編集して、東大生が記事を書いている、手作り新聞なんですね」という。 うーん、かのリクルートの江副さんもここから育ったはずだが、手作りには違いないか。ま、それよりも取り上げた記事というのが「東大生が読む本は?」
「AERA」企画・編集の「東大へ行こう」
今年(2011年)8月までの1年間に、学内にある本郷書籍部の売り上げがもっとも高かったものを並べてみたら―。
5位 アメリカ版 大学生物学の教科書 164冊
4位 博士漂流時代~「余った博士」はどうなるか 169冊
3位 大局観~自分と闘って負けない心 羽生善治 176冊
2位 ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 191冊
とここまで来て、加藤が「1番読まれたのは何だったか」と目隠しをめくったら、「東大へ行こう 427冊」で爆笑。実はタイトルのところに「AERA」 とある。つまりAERAが企画を立てて作った東大案内というわけだ。東大の先生らが執筆しているらしい。
受験生の母親が本郷書籍部で購入
城戸真亜子(タレント)「これ、受験生が買うんですかね」
加藤「受験生のお母さんが買うらしい」
しげしげと見ていた司会のみのもんたが「これ見やすいよ」と中を見せ、「ほとんど写真集だから」と大笑い。
加藤に「どんなものを読んでました?」と聞かれた慶応大教授片山善博は、「自分で言うのも変だけど、もっと堅い本を読んでましたね」
みのが「表紙が厚いとか」と混ぜっ返す。
片山「もっと専門的なものをね」
加藤「ここと共通点はないですか」
片山「ないですね。やっぱり時代を反映してるのかなぁ」
実用書、ハウツー本が売れている昨今だから、反映は確かなようだ。しかし、AERAが1位とはね。まだ見ていたみのが、「あー、東大キャンパス散歩道」なんていってる。広いからね、何とでも書ける。