森林の放射能「除染」不可能
司会の羽鳥慎一「人体への影響はどうなんでしょう」
福士教授「花粉に含まれていたセシウムを年間換算すると1・46マイクロシーベルトです。人体への影響はないと思います」
コメンテーターの吉永みち子(作家)は納得できず、「関東周辺でこれだけの数値が出ているなら、福島に近いスギ林やヒノキはもっと濃度が高いということでは」と聞く。
福士教授「確かにその可能性は十分考えられます」
長嶋一茂(スポーツキャスター)「花粉が飛んでくる時期と花粉症になる間には時間差がありますよね。その間の対策はどうすればいいのですか」
福士教授は「もっとも有効な手段は除染です。除染をすれば汚染された花粉の飛散は抑えられます」と答えたが、長嶋は「あれだけの広大な地域を全部除染することができるのだろうか」と絶句した。一茂の言うとおりである。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト