年齢を感じさせず、美しさを保ち続ける中年女性たち。彼女たちは美魔女と呼ばれている。その美を競う「国民的美魔女コンテスト」が1日(2011年11月)に行われた。コンテストへの応募資格は35歳以上で上限はなし。全国から2000人以上の応募があったという。
出場資格「35歳以上の年齢感じさせない女性」
コンテストは光文社の女性雑誌「美 STORY」が主催したイベントで、今年で2回目。見た目の美しさと内面の美しさを兼ね備え、年齢を感じさせない35歳以上の女性を美魔女として発掘し、日本一を決定するというもの。
小松靖アナは「最終選考まで残った方々は、皆さん美しいばかりの人でした」とため息をもらした。日本一のグランプリを獲得したのは45歳の会社経営・山田佳子さん。国民的美少女コンテストで知られる「オスカープロモーション」で芸能界デビューすることになった。
子育て合間にジムに通い64キロを54キロまで減量
受賞は逃してしまったものの、七転び八起き美女とされた主婦・大佐古雅子(46歳)は、コンテストに応募したきっかけを「ある日、ショーウインドに映った自分の姿を見て、オバサン姿になってしまったと実感したんです。それで、もう1度若さを取り戻したいという気持ちになった」と話す。大佐古さんはその後、子育ての合間にジムに通い、1年間で64キロあった体重を54キロまで減量。さらに、炭酸パックを考案して美肌の保全に努めたという。
司会の羽鳥慎一が赤江珠緒キャスターに、「珠ちゃんも来年は参加したら」と水を向けると、赤江は「最後まで残った皆さんの貫禄に負けそうだから辞退します」と逃げ、「藤巻さんはどう思われます」と、ライフスタイルプロデューサーの藤巻幸夫に振った。
「今の40代、50代の女性たちは本当に元気。男たちも負けないように頑張らないと」
吉永みち子(作家)も「自分はもう歳だからと思ったら、人生、そこで行き止まり。若さを保ち続けたいという姿勢が大切」とコメント。不老長寿の薬は自分の中にあるようだ。