国の焼却灰処理は来年1月から
司会の羽鳥慎一は「大変な量ですね、これは」と驚きながらも、ゲストの首都大学東京の大谷浩樹准教授に聞いたのは、「落葉を手で拾い集めて大丈夫ですか」という質問だった。
大谷准教授「素手でも手袋をしても大丈夫です。ただ、その後、手を洗ってください」
現場をリポートした井口成人が「待ったなしの状態に来ているんですが、何か具体的ないい方法はないものですか」
これに、大谷は「量が増えていることを考えますと、家庭の生ごみ処理器のような機械がありますが、5分の1ぐらいに減らすことはできる。(そうした機械は)廃棄物やゴミ処理の企業や業者は持っています。費用は装置代を除けば電気代ぐらい」というが、即戦力になるのかどうか。
国では、8000ベクレル以上の焼却灰は来年1月1日以降に特別措置法により国の責任で処理する、8000ベクレル以下の焼却灰は関係者の理解を図りつつ処理を促進するとしているが、その前に処理施設はパンクしてしまうだろう。日々、増える落葉を前に有効な手立てが見つからない。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト