公務員宿舎検討会メンバー視察で洗脳!?財務省が案内した都内4棟

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民間有識者10人の会合は非公開

   この「国家公務員宿舎の削減のあり方についての検討会」は、野田首相の意向で設置され、座長は藤田幸久財務副大臣で、メンバーは民間の有識者10人など。17日の会合では、座長が「千代田、中央、港の宿舎の全廃、幹部用の宿舎は建設しないなど、あり方を検討していただきたい」とあいさつしたあとは非公開となった。

   元経産省官僚の岸博幸・慶大教授は「人選が偏っている。朝霞宿舎を決めた人も入っているし、財務省がやりたい方向の結論を出そうとしているような。会議も本来公開であるべきでしょう」という。

   司会のみのもんたは広尾について、「いくらくらいの給料の人が住んでるの?」

   米田が審議官・部長クラスで「98万8840円、年収で1584万5000円」というボードを出した。

   みの「それが家賃6万円!」

   杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説・専門記者室長)「金額もあるけど、広尾は古い。なんで古いところへ案内したのか。幹部用のマンションなんかもあるのに」

   みの「そんなのもあるの?」

   杉尾「ありますよ。古いのは建て替えが必要でしょうという話にもっていきたいのではないですかね」

   河合薫(健康社会学者)「なんで非公開なんですかね。公務員をたたく必要もないけど、公務員の問題は顔が見えないこと。こんな生活をしていると見せないこと」

   みの「給料100万円で家賃6万円。宿舎は必要ですか。ひどすぎる。やりすぎだね」

   検討会は11月にも結論を出すというが、はて……。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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