プロ野球の新人ドラフトが27日(2011年10月)都内で行われた。毎回、悲喜こもごものドラマが演じられるが、「とくだね!」が東海大の菅野智之投手(21)を巡る巨人・原監督のハプニングを取り上げた。
オジ・オイだから単独指名のはずが日ハム獲得
原は菅野とはオジ・オイの関係にあることから、他球団は遠慮するとでも思っていたのか、両者とも巨人の単独指名と考えていたらしい。ところが日本ハムも1位指名。抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得した。
記者会見場に現れた菅野は記者の質問に黙り込むなど、かなりショックを受けた様子。予定されていた写真撮影会も急きょ取り止めた。原もこの結果にぼう然。記者会見の時間ぎりぎりまで姿を見せない原に記者たちが怒りだす騒ぎもあったという。
中野美奈子アナ「ドラフトってこういうもの」
スタジオでは中野美奈子アナが「あんまり野球のことはわからないのですけど、ドラフト(の公平性)ってこういうものではないんですか」と原らの対応にちょっぴり意見。司会の小倉智昭は語気を強めて吠えた。
「そういうものなんですけど、それを原監督がムッとするのはおかしいですよ。それって、なんか『密約でしょ』と思われてもしょうがない。親戚だからとれるものではないんだから」
原よりも女子アナのほうがドラフトの意味をよくわかっている。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト