レジ近く、店内に多額の現金、アルバイト1人
リポーターの清水貴之が警察が指摘するすき家の防犯上の問題点をあげる。
(1)レジが入口に近く、1台だけなので狙いやすい。
(2)店内に多額の現金がある。
(3)夜間はアルバイトが1人だけの店が多い。
他の牛丼チェーンはレジの分散や券売機導入などの対策をとっている。すき家も防犯カメラを全店に設置したほか、券売機の一部導入や夜間の複数勤務体制を強化するなど対応をとるそうだ。コメンテーターの立花胡桃も「私もコンビニとかいろいろアルバイトの経験があるが、5万円以上は金庫に入れるなどの対策をとるべき」と話す。
運営会社のゼンショーはマクドナルドを抜き外食産業の売り上げトップを誇る。女性や家族連れにも親しみやすい豊富なメニューや店舗作りにこだわっている。小川賢太郎社長は「安かろう悪かろうという時代はとっくに終わった。商品のクオリティーをどんどん高くしていく」と積極的な経営姿勢だが、今後は防犯体制の向上も課題のひとつだろう。いつ客が巻き添えになるかわからない。
文
一ツ石