きのう26日(2011年10月)に木枯らし1号が吹いた東京は、夜の気温は15・7度。 前日の23・1度から急に下がって、今朝は12・7度と今冬一番の冷え込みとなった。司会のみのもんたは「11度でした」という。
しかし、明日からまた気温が上昇して、来週初めは夏日も予想されるという。この気温の乱高下(みのは「コウカ」と読んだ。喝!)に、身体がついていけず、いろんなことが起っている。
静岡で桜が咲き、杉花粉も飛び始めた
練馬区の小学校では、6年生の学級でインフルエンザなどで35人中10人が欠席。今日までの3日間を学級閉鎖とした。公立校では今シーズン初だ。足が速いのはインフルエンザだけではない。乳幼児には危険な「RSウイルス」が3日から9日までで1969人と、昨年の2倍。マイコプラズマ肺炎も同時期499人(昨年254人)とやはり2倍近い。
マイコプラズマ肺炎は菌に耐性があって、70~80%の子どもは抗生物質が効かないというやっかいなものだ。このため、保育園や老人施設では手洗い、うがいを徹底させているほか、職員も検温して注意を払っているという。
気象予報士の森朗は「平年より気温が高い日が多いのが問題」という。10月の東京で夏日がすでに9日もあっ た。おかげでおかしくなったのは人間だけではない。10月半ばに静岡で桜が咲いたり、杉花粉が飛び始めたり、植物までが季節を失っている。
気温の「乱高下」にからだ付いていけない!
気温のグラフで見ると、平年のラインより上の方が多い。それも20度を下回ったあとに30度近くなったり…。「それでがくっと下がるのがこたえる」と森。
みの「芸能界みたいだね。持ち上げておいて、がさっと」(笑い)
森「このあとは今日が底で、来週月曜あたりは夏日もあり得る」
みの「なんでそうなるの」
夏が暑かったのでまだそれを引きずっている。太平洋高気圧がまだ強いのだ。気象庁は「異常天候早期警戒情報」を出して、かなり高い気温が続く地域を地図に赤で示した。11月8日(立冬)まで日本列島全部が真っ赤だ。
森は「立冬を過ぎるとまた、がーんと下がる」
こまめに着たり脱いだりするしかないか。