農家は「ダムより水が来てほしい」
会計検査院はダム建設を「改善の要あり。ダム以外の方法と比較したうえで慎重な判断が求められる」とした。まあ、当たり前だろう。
明治学院大の神門善久教授は「公共事業が目的化してしまった典型的なケース」という。 農業あっての事業ではなくて、図面あっての公共事業だというのだ。北海道開発局は「灌漑を望む住民の要望に応えるべく努力する」という。つまりは底抜けのナベを修理し続けるということか。
農家は「ダムより水が来てくれればいい」といっている。
みの「みなさん温厚でおとなしい人たちだねぇ」
与良正男(毎日新聞論説委員)「事業の続行は難しいかもしれない。その代替案というのはあるの?」
取材キャスターの奥平邦彦「もともと川はあるのですが、地下水は少ない場所です」
与良「もともと必要なかったダムではないんだ。どうしたら…」
というところで時間切れになった。まあ、八ッ場ダムもそうだけど、金をかけちゃったんだ からというやり方は、もう終わらせる時なのかもしれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト