「郵便物」開けたらドカン!茶封筒に発火性粉末?長野で女性やけど

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   物騒な世の中である。郵便物を開けたら、突然爆発。47歳の女性が顔や手にやけどを負った。防ぐ手立てはあるのか。

   昨日19日(2011年10月)の未明、長野県茅野市で帰宅した女性が自分あてに届いた封筒を開封したところ、いきなり爆破した。女性は病院に運ばれたが、生命に別条はないという。

差し出し人の名前に心当たりなし

   警察の調べだと、この封筒は一緒に暮らしている次男が3日前に郵便受けから取り出し、玄関に置いておいた。長さ23・5センチ、幅12センチの茶封筒で、いく分厚みがあった。表には女性の住所と名前が書かれ、切手が貼られ、消印のようなものもあったようだという。裏には差出人の名前があったが、心当たりはないという。

   いったい何が爆発したのか。封筒は焼け焦げてしまっているので、中に何が入っていたのかわからないが、専門家によると「個体(粉末状のもの)が入っていた可能性が高い。外からの力や摩擦などで火がついた可能性がある」という。

   司会の羽鳥慎一が聞く。「どうしますか、知らない人から郵便物がきたら」

   コメンテーターの立花胡桃(作家)は「普通は開けちゃいますね。よほどでない限り。とくに、小包とか生モノと書いてあればすぐ開けると思う」と話す。玉川徹(テレビ朝日ディレクター)も「一般の人は爆発物で狙われるなんて誰も思っていない」言う。

郵便局のチェックすり抜け

   今回の郵便物は、配達されたものか、直接郵便受けに入れられたものかわからないが、郵便局では何か対策をとっているのか。リポーターの清水貴之によれば、一般的な封書類は機械に通して郵便番号ごとに仕分けをする。一定の厚み以下のものはそのまま通る。機械に引っ掛かったものは職員が手で仕分けるが、その際、不審なものがあれば差出人に問い合わせることはあるが、X線や金属の検査はしないので、今回のようなケースはすり抜けてしまうようだ。

   松尾貴史(タレント)「こういうことをする人は不審でないように見せかける。消印だって偽造できるという点に注意しなければなりません」

   対策としては、心配な時は郵便物の表に「受け取り拒絶」と書いた紙を貼り、印鑑を押してポストに入れておけば差出人に送り返してくれるという。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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