ウミガメの産卵で有名な福岡県岡垣町で昨日18日(2011年10月)午後、海岸の清掃から戻る途中の中学生や教師57人、現場に駆けつけた警察官2人がスズメバチの大群に襲われて病院に運ばれた。
被害にあったのは町立岡垣東中学の生徒と教師などで、大半の生徒は軽傷で済んだが、経過観察のために8人が入院した。
「200匹近いハチ。走って逃げたら追っかけてきて刺された」
司会の羽鳥慎一は「スズメバチの中でももっとも凶暴な、大変な数のキイロスズメバチに襲われたといいますから、生徒たちはとても怖い思いをしたでしょうね」と話す。羽鳥の感想は、こんなふうにいつも「当たり前でしょ!」といった中身だ。襲われた生徒はこう話す。
「林道を抜けて学校に戻ろうとしたとき、林道のすぐそばにある大木から200匹近いハチが飛んできた。先生から走って反対側に逃げろといわれたので走って逃げたが、追っかけてきて刺された」
コメンテーターの東ちづる(女優)が「秋はスズメバチが一番凶暴になる時期だと聞いていますが、200匹に追っかけられたらどうやって逃げればいいのかしら」
「白いタオル頭に被りゆっくり後ろに下がれ」
スズメバチ駆除の神様といわれる駆除業者の神山宗教氏が対処法をアドバイスする。
「走って逃げるのが一番危険。スズメバチは早く動くものに過剰反応をします。最初は数匹が飛んできて威嚇をするので、巣がありそうな場所に5メートル以上近づかないこと」
羽鳥「もし襲われたときの対応は?」
神山「スズメバチの目は白と黒しか認識できない。白いタオルなどが手元にあったら頭に被り、しゃがみ込んでゆっくり後ろに下がることです」
宇治原史規(漫才師)は「山でクマにあったときの対応にも諸説ありますよね。ハチにも色々な説があってどれが正しいのか、誰かに教えてもらいたい」と苦笑いした。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト