土壌に撒くと樹木成長。産油国に貸し作って原油確保
一方、そんな危機的地球を救ってくれるのは、あの厄介なエチゼンクラゲだという研究成果をサンケイエクスプレスが報じた。愛媛大学の江崎次夫教授(環境緑化工学)のグループによると、このクラゲは窒素とかリンをたくさん含んでおり、保湿効果があるコラーゲンも多い。クラゲの塩分を除いて乾燥させ、細かく裁断して撒いた土壌にヒノキを植えたところ、クラゲを使用しなかった土壌では48本中4本が枯れてしまったが、撒いた土壌は、95本中で根がつかなかったのは4本だけだった。
この研究成果は日本では注目されなかったが、韓国の研究支援機関「韓国研究財団」が飛びついた。昨年から研究費を助成しているという。狙いは砂漠の産油国にエチゼンクラゲを持っていって研究を進め、代わりの原油を優先的に入手しようという戦略だそうだ。
小倉「韓国が目をつけて助成するのが悔しいね」と、地団駄を踏んだ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト