ロシア・西シベリアで先週(2011年10月)からスタートしている未確認生物「イエティ」の大捜索で、生存の可能性が濃厚になってきたという。7か国の研究者が集まって開かれた国際会議で、「雪男は95%いる」ことを確認しあったが、その根拠は今回の捜索で発見された足跡と体毛、そして肉声というのだが…。
「ウォー、ウォー」「アァー」「キャー、キャー」
イエティが住んでいたとみられるシベリアの洞窟がシベリアで発見され、地面に鮮明な足跡が残されていた。大きさはかかと部分で幅16センチもあった。また、毛先の黒い体毛も発見された。
捜索隊が発見したのはこれだけではない。藁らしいもので作られたベッドやフォーク、さらにシベリアの原生林の中には、木の先を編んだ縄張りのためのマーキングとみられるアーチも見つかっている。
国際会議では「イエティの肉声」も発表された。いつどこで録音したのか明らかにされていないが、甲高い「ウォー、ウォー、ウォー」に続いて、低い「アァー」、それに呼応し絶叫するような「キャー、キャー」。
3人いるように思われたが、司会の小倉智昭は「あれは2頭ですね。会話の内容はちょっと分かりませんが…」と、イエティ生存をすっかり確信したよう。でも、2頭はないだろう。猿じゃないんだから。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト