これからの伸びしろ秘めた強い選手
予選を見に行った小倉によると、「予選が終わって、『マット上にいると大きく見えるよね』と言ったら、『大きく見せるように演技してますから』って言われて『すみません』んて。思わず芯の強さを感じましたよ」
先輩はどんな印象を持っているのか。溝口絵里加(元女子体操日本代表)は「世界体操は初めてだったのに一番手を任されたり、急きょ試合に出場する場面もあったが、堂々と演技をする姿を見て強い選手、これからの伸びしろのある選手」という。
男子団体決勝は12日夜に行われる。溝口によると、ポイントは「ゆか」から始まり、休憩→「あん馬」「つり輪」→休憩→「跳馬」「平行棒」→休憩→「鉄棒」というローテーション。予選を1位で通過したため、「腕の競技が続いた後、日本は休憩をはさんで最後に鉄棒なので力を発揮でき」有利だという。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト