死んだと思った父ちゃんからケータイ―海転落の漁師7日ぶり生還

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諦めて沖に献花に向かう途中…

   捜索はすでに8日に打ち切られ、 家族は9日、献花をしようと不明になった海域に舟で向かっていたところへ、妻の携帯電話に自宅から本人がかけてきた。近所の人たちも「まさか生きて帰って来るとは」「奇跡に近いんじゃないか」とびっくりだ。「強靭な体力と運、強い人やな」という。

   司会のみのもんたが「あ、そういうことか」という。「飲まず食わずで1週間?」

   米田「雨水などを飲んでしのいでいたそうです」

   みの「で、1万円札出して、ナタデココ」(笑い)

   米田「心遣いからその人にもコーヒーを買ってくれたそうです」

   天も近藤さんに味方したらしい。転落した時の気温が23度。その後もあまり変わらず、野宿している夜も15度前後だった。3日目には雨が降って、水を確保できた。流木につかまってというが、 米田は「きのう海に出た時は、流木なんかないんですよ」という。

   河合薫(健康社会学者)「最後は本人が生きたいという気持ちだといいますね。大切な人がいたり、社会的に責任のある仕事をしていると、最後の力につながる。きっと奥さんに電話したかったんでしょうね」

   みの「奥さんびっくりしたろうね。いやー、よかったよかった」

   伊勢なんて大いに開けたところだと思っていたが、そんなに自然が深いとは、これも驚きだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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