「尾崎ハウス」取り壊し―自宅開放の家主「一生は付き合えない」

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ここで出会って結婚した二人「卒業ですね」

   取り壊しの日、ファンは集まってきた。「思い出の場所がなくなるのは寂しい」という若い人。なかで「寂しさはないですね」というのは、ここで出会って結婚したという小座間高雄さん夫妻だ。「(小峰さんが)尾崎豊という人から卒業して、息子さん夫婦と幸せになってもらいたいなと思う。受け入れてくれた感謝だけです。寂しさはない」

   取り壊しの主な理由がこれだった。小峰さんは「息子たちに言われた。このままだと一生つきあわなければならないからと。じゃあ思い切って建て直して、『尾崎ハウス』をやめようとなった」という。

   「尾崎ハウス」に飾られていたもののいくつかがスタジオに持ち込まれた。写真、イラスト、詩集等々。

   司会のみのもんたは「彼の歌が当時の若者に与えた影響は大きい」

   杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説・専門記者室長)「繊細で傷つきやすく、歌に歌われていた世界に同じ気持ちを抱いた。だからカリスマになった」

   「尾崎ハウス」の記念品はファンの有志に渡されたが、なかに取り壊しではずした窓ガラスもあった。尾崎のシルエットが貼られている。有志はいずれこれらを展示するのだという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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