「朝霞公務員宿舎」はご褒美!?財務省理財局が作りたがるこんな理由

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   野田首相はきょう3日(2011年10月)、埼玉県朝霞の公務員宿舎建設地を視察する。先週金曜日(9月30日)の会見で、「現場に行って判断したい」と述べたのを受けての事だが、輿石幹事長はきのう、「わざわざこの時期に行くというのは凍結だろう」と言う。

   朝霞公務員宿舎は総工費105億円、13階建て2棟850戸。先月から工事が再開されて大騒ぎになっていた。

他にも各地に建設予定や入札手続中

   そもそもは野田首相自身がまいたタネでもある。事業仕分けで「凍結」とされたとき財務副大臣だったが、昨年12月に財務大臣として工事再開にゴーサインを出した。野党はもちろんだが、与党内からも批判が出ていた。

   フリップに「事業仕分けで凍結されたはずの」とあるのを、司会のみのもんたが「はずのって、何?」

   そう、凍結は25か所のはずが、朝霞のほか杉並区方南町の建設が12月に始まる予定。9000平方メートルに5階建てが3棟。もうひとつ、品川にも入札手続き中というのがある。これらを進めるのは財務省理財局だ。

   みの「理財局にはなにかメリットがあるの?」

   池田健三郎(政策アナリスト)「役人にやる気を出してもらうため。主計局は切れ切れといってる」

   八塩圭子(フリーアナウンサー)「被災地の仮設に住んでいる人たちの状況を考えたら、何を考えてるんだろうと思う」

   柿崎明二(共同通信政治部次長)は「公務員の給与引き下げもある。天下りの禁止もある。これ(宿舎)くらいやってやってもいいかという考えでしょう」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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